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日想観

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~春彼岸に「龍」は淵より出て、

秋彼岸に「龍」は淵に潜る・・・・~

1400年前に創建されたと伝えられる、般若寺の「仁王門」の真ん中に、

春秋のお彼岸の1週間「夕日」が沈みます。

 これは大阪四天王寺で行われる「日想観」が般若寺でも行われていた事を示唆するものと考えられ、数年前から当山でも「日想観」を始めました。

 そもそも「日想観」とは、先祖や先亡のおられる「西方極楽浄土」の方角に輝く「阿弥陀如来」の夕日に向かい、各霊位の供養と感謝を捧げる為に拝む法要です。

「龍宮西門」を守る仁王門に沈む「夕日」を拝み、各地に災害が起きないよう、諸災害の被災者の方々の供養の為に、また御縁ある方々の供養の為に「日想観」を行います。

 

合掌    

               

 記 

・日 時 「日想観」令和5年3月21日(春分の日) 午後5時20分より

・場 所 般若寺仁王門前

・内 容 般若心経をおとなえし、お焼香をしていただきます。

 

春と秋のお彼岸の期間 午後5時20分~ は 夕日が門の真ん中に沈みます。

春分の日と秋分の日は日想観の行事を行いますが、お彼岸の期間は夕日を拝みに

般若寺にお越しください。

 

般若寺で日想観を始めた般若寺 90世山主 福嶋 弘昭【令和5年1月22日遷化】の日想観の紹介動

 

~般若寺の日想観のはじまり物語~

2022年3月13日  ·

「太陽の道‼」

10年前の今日、3月13日に仁王門の真ん中に夕日が沈む事に気がついた。

般若姫さまは、3月13日に臼杵を出港されたと言われている事から、死に別れた娘「玉絵姫」さまのご神像を、大分県は蓮城寺さまに12日にお連れし、御霊分けをして頂き、宇佐神宮にも参り、周防灘フェリーで徳山港に帰りついたのが10年前の今日じゃ‼

お寺に帰山し、ご神像を観音堂、般若姫のもとにと、ボロボロの仁王門の前を通った時に、夕日のあまりにも綺麗な事に立ち止まった‼

「あれ…門の真ん中に沈んでいる…」

無事に、ご神像を安置し、長い間離ればなれだった親子の対面をして頂いた…。

それから毎日仁王門に夕日の確認に行った…。

そして、彼岸の中日、仁王門の真ん中に夕日が沈んだ‼

玉絵姫さまが教えてくれた‼

その時にはまだ、その事が何を意味するかは分からなかったけど…その秋から「日想観」が始まった‼

ここ室津半島には、「太陽の道」がある‼

間違いない‼

合掌

90世弘昭 Facebook、2022年3月13日投稿の記事より

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